約500年の歴史。
由緒あるお寺で縁結びを

弘法大師空海によって1,200年以上前に中国から伝えられた護摩祈祷。一見、敷居が高く感じるご祈祷ですが、もっとご祈祷を身近に感じてほしいという住職。今回は予約が多いという「縁結びの護摩祈祷」を体験してみました。

恋の病に効く？
縁結びの神様

その名も「恋の水神社」！名前だけでもご利益がありそうなこの神社は、美都波能女命（みとはのめのみこと）と呼ばれる水の神様が御祭神として祀られている。神社に湧く水が万病に効く延命の神水とされ、それが「恋の水」と呼ばれるようになって、「恋の病」に効果があると言われるようになり、いつしか縁結びの神様として有名に。良いご縁を願う人たちはもちろん、交通安全や健康長寿にもご利益があって地元からの信仰も厚く、老若男女が訪れている。

絶景が広がる丘の上、
厳かな縁結びの神様

伊勢湾を見下ろす小高い丘の頂に鎮座し、170段の階段（！）を上った先にあるのが荒熊神社。荒熊大神を祀り、家内安全、商売繁盛、交通安全、海の町だけに大漁満足などにご利益がある他、縁結びの神様としても有名。周囲にはヤマモモの木など縁結びの椿があり、頂上まで上るのが大変な分、大きなご利益が期待できるかも。

浦島太郎と乙姫、
その愛が始まった伝説の場所

浦島太郎ゆかりの地として、浦島川、浦島橋、竜宮神社、浦島神社、知里付神社の玉手箱、亀のお墓の真楽寺など浦島伝説にまつわる地名やスポットがいくつも残されているのが武豊町。そんなこの町には、浦島太郎に登場する乙姫様から名づけられた、その名も「乙姫橋」というピンクの橋が！ここで浦島太郎と乙姫様が出会い、やがて夫婦となって結ばれたという伝説があることから、二人の愛が始まった恋愛成就の地として知られている。二人で橋を渡るとご利益があるのかな？

恋人たちのサンクチュアリ、
白亜の灯台。

南知多エリアでカップルのデートコースといえば、美浜町のシンボル的な存在で、恋人たちの聖地とされる白亜の灯台「野間灯台」。大正10年(1921年）に設置された知多半島唯一の沿岸灯台で、愛知県で現存する最古の灯台でもあり、令和4年（2022年）には国の登録有形文化財にも指定。知多半島が誇る絶景スポットとして知られ、昼間は青空と白い建物が美しいコントラストを描き、日が暮れると伊勢湾に沈む夕日に染まる。そんなロマンティックな光景は、時を忘れてずっと見入ってしまいそう。